都立高校からイギリスへ

都立高校からイギリスへ

普通の日本人の私が、UCLのファウンデーションコースを経てUKの大学に行くことにしました。

コロナ禍にロンドンに戻ってきた話

コロナ禍にロンドンに戻ってきた話(超駄文)

こんにちは。東京は夏と秋の間を朝夜と昼の間に行き来していますね。東京が緊急事態宣言下にある中(昨年東京を発った時には、来年には終わっていると思っていたのですが、そんなことは全くなかったですね🥲)、またロンドンに帰ってこられたので、その記憶をつらつら書きます。ビザの申請などは前記事で書いたので、今回は大きめの独り言!(時差ボケで何か手を動かしていないと日中なのに寝てしまうから)

(1) 羽田空港にて

9月23日(木・祝)のBA午後の便で渡航。もともと13日(その後16日に変更)に渡航の予定だったのですが、ビザが全く降りず後に後に遅らせた結果、祝日になってしまいましたが、特に変更料金なども取られることなく変更していただきました。JALはコロナのための変更手数料は無料ですが、BAも手数料は無料で、航空券自体の差額だけ取っているみたいです(今回は、奇跡的に発生しなかったということ)。

今回初めてオンラインチェックインの機能を利用しました。出発の24時間前以降にネット上でパスポート情報などを登録すると、オンライン上で航空券を発見することができ、当日受付カウンターではコロナ関係の書類確認+荷物の預け入れを行うのみになりました。今はコロナ関係の書類(=Passenger Locator Form及び陰性証明書)があるのであまり時間短縮になっていないような気もしますが、「航空券があるぞ!」という確固たる自信のもと空港に向かえるのはいいですね。座席ものんびり家で選べるし。

ちなみにコロナ関係の書類2点は、この段階でBAの地上職員の方がかなり入念にチェックしてくださり、逆に英国への入国審査では全くみられませんでした。英国についてから不備が見つかるよりずっっっっとありがたいですね。

今回のBA便では、機内持ち込み荷物にラップトップバッグ1つ+23kgまでの荷物(小さいスーツケース程度のサイズ)、預け入れに23kgまでの荷物×2個を預けられたので、東京の実家の部屋を空にする勢いで物を移動させました。お陰で腕が筋肉痛……

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保安検査を抜けた後。去年よりは人がいるような……普段と比べたら雲泥の差ですね

オンラインチェックインをした上で、早く空港に行ったので色々と見る余裕があり、第1・2ターミナルの方の展望デッキから飛び去る飛行機を眺めるなどしました。いつも飛行機の中から飛び去るのみなので、飛んでいく飛行機を見るのって楽しいなと思うなど。意外とバスバス飛び立っていましたが(国内線だから)、JALANAメインだったので、やはり航空業界はまだ不振なのだろうな、と思います。早く国内・国際問わず移動が自由になる日が来るといいですね(そう言い続けて早2年)。

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飛び立つ飛行機

(2) 飛行機にて

私が乗ったBA006便は祝日便だったこともあり、搭乗者が30〜40人くらいしかいませんでした(搭乗ゲートの前で待っていた人を数えました、最後の搭乗グループでしたが、私より後に乗った人も大勢いるはず)。オンラインで席を予約した時も、3列ある席の窓際にぽつぽつと人が入っているのみ……入っていない列も多々ありました。それでも飛ばしてくれて本当にありがとうございました。

帰りもそうでしたが、3列ある座席の1席しか埋まらないので、座席をスーパー贅沢に使って睡眠を取ることができ、大変にありがたかったです。また、乗客が少ないからか機内サービスが手厚く、飲み物①→飲み物②⇨クッキー(複数)→飲み物③→飲み物④という感じ。クランベリージュース初めて飲んだけど美味しかったな。逆に、コロナのせいで機内食が簡易になっている気がして(食べやすいもの?)、また盛りだくさんの機内食が食べたいな〜と思ったのでした。

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ご飯が少し簡易的になっている気がする

(3) ロンドン・ヒースロー空港にて(入国審査)

羽田→ヒースローは人数が少なかったものの、ヒースローには世界中から到着しているので、そこそこ混み合っていました……が、平常時に比べたら入国審査の列も短く、荷物のピックアップも人が群れていない印象です。今回はビザの申請で色々求められたので(過去記事参照)何を聞かれるかと思いましたが、昨年と同じ感じでした。

提出物;Passenger Locator Form(コロナ禍の入国の際に記入を求められる書類)、陰性証明(72時間以内に取得した、コロナについて陰性であることを示す書類)、パスポート、ビザが届く際に添付されているA4ホチキス留めの書類*(You must provide this document upon arrivalみたいなことが書いてある)

入国審査官(以下、審)「どうもどうも(Hello, how are you?)」

私「こんにちは、これ必要な書類全部です」

審「ありがとう、どこから来たの?」(パスポートスキャンしながら)

私「日本」

審「英国で何するの?(What do you do during your stay)?」

私「大学で3年勉強する」

審「何を?あ、この書類(Passenger Locator Formと陰性証明)はいいよ、みないから」(パスポートを確認しながら)←見てくれよ

私「政治学社会学」(書類をしまいながら)

審「政治学の何に興味があるの?」

私「ナショナリズムみたいな、そういう社会と政治の繋がりとか社会運動とか」

審「面白いね(パスポートを返しながら)」

私「面白いといいけどね」

審「HAHA、ビザと一緒にきた書類持ってる?(上で*で説明したもの)」

私「これ」

審「オッケー、ここに書いてあるとおり、到着後BRP(在留許可書)を回収しないといけないわけだけど、どこに届くか知ってる?」

私「大学に送られることになってる(ビザ申請の際に、最寄りの郵便局もしくは所属先の大学での受取を指定するので、それを思い出す)」

審「どこの大学いくの?」

私「UCL、University College London」

審「いいね、これで終わり」

私「さよなら」

今会話を思い返すと、結構ちゃんと大学で何を勉強するのかとか、BRPわかってるかとか聞かれてますね。ちゃんと答えられてよかったよかった。明るいお兄さんでよかったです。

(4) 自己隔離にて

その後はPiccadilly Lineで1時間以上かけて最寄駅に戻ってきました。最寄駅、一部階段しかないところがあって積んでいたら(23kgスーツケース、18kgスーツケース、12kgボストン、リュックだったから腕が普通に足りない)、おじさんが助けてくれました。行きも通りかかったおじさんに助けてもらったので、他力本願な旅ですね。

帰国後10日間の隔離があるので、インスタントお味噌汁を飲んで就寝。2つ目にはやはり紅茶とレタスのサラダを食べたくなったので、Uber EATSで基本的な食料品をオーダーし、ついでに自炊に戻りました。

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Uber Eatsで食料品注文できるの革命では?

日本に戻ってきた際には、毎日入国管理局的なところからビデオ電話がかかってきたり、現在地の送信を求められたりしていましたが、イギリスでは一本SMSが届いて終わりでした(今の所)。

東京が25℃から30℃を行き来しているのに比べて、ロンドンは最高でも20℃前後なので、そのまま衣替えをしたり、部屋の掃除をしたりして過ごしています。そうそう、家を開けている間に住民税(Council Tax)の支払いを滞らせていたり、電気代を滞納したり、選挙登録を滞納したりしていたので(家明けてたらわからんやん!) 、それも始末しています。お家快適。

 

以上、本当に駄文でした。隔離が終わってロンドンの空気を吸うのが待ち遠しいことです。

 

【今日の一枚】

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スコーン

英国文化といえばAfternoon Teaですが、この夏スコーンの焼き方を学んだので、帰り際大量に焼いて帰ってきました。スコーンの上に卵をといたものをたっぷり塗ると、綺麗に艶が出て美味しそうに焼けます(左が卵あり、右はなし)。上下に割ってクロテッドクリームとジャムなどを塗っていただきます。

Photo on 22 Sept 2021