レンタサイクルに乗る編
レンタサイクルに挑戦した話
こんにちは。今週(2020/11/6~11/15)は授業がなく、宿題だけが大量にある1週間なので(地獄)、この間に色々思い出したことを書き溜めています。
今日は、電車に乗るほどでもない距離をレンタサイクルでお散歩(オサンサイクル?)してきた話です。
背景
家が大英博物館のあたりにあるので、その辺りで自転車を借りて、オックスフォードストリートを通ってハイドパークまで行ってきました。散歩のおかげでざっくり地理が頭に入っている状態でのスタートです。
ロンドン市内を歩いているとStander Cyclesと言う、赤字に白のロゴが入った自転車をまとめているところがたくさんあり、それがレンタサイクルです。詳細はこちらのページより。
料金設定は、30分£2で、最初に払った時から24時間以内に、30分以内乗る分には追加料金がかかりません(行きに25分乗って、美術館を5時間みて、帰りに20分乗っても£2しかかからない)。画期的やないですか?
30分を超えてしまうと、 30分ごとに£2追加されます。30分で納められれば、地下鉄やバスよりも安くすみますし、街並みをみながら走れるので楽しいかもしれません。
大英博物館からNatinoal Gallery、Oxford Street, Hyde Park、ストレートに行けばLondon Eye・Big Ben付近、慣れればBackingham Palaceまでは30分で行けると思います。
使い方
レンタサイクルがなんだか良さそうに思えてきたところで、使い方を振り返ってみましょう。
①街中でハブを見つける
②看板にタッチパネルがついているので、それで操作。
言語表記を日本語に変えることもできる(英語で良い方はそのままで)。
③最初にクレジットカードを求められるのでタップ・挿入する→同じカードを使うことで、個人が認識され、24時間以内に何回でも30分以内乗れる
④Terms and Conditionsに同意する
⑤もう一回クレジットカードを示す(ここで£2引き落とされる)
⑥管理番号が出てくるので保管する(可愛いレシート状)
⑦好きな自転車を選び(どれでも良い)、⑥の番号を自転車のスタンドのキーボードを使って入力する
以上。2回め以降は、③までいくと⑥に飛ぶので、そのまま新しい自転車を選んで乗ればOK。
交通法規・乗ってみて感じたこと
・左側通行ーイギリスは歩道を自転車が走れないので、必ず車道の左側(歩道側)を走ります。左側通行。
・自転車レーンー道にCycle laneもしくは自転車の絵が書いてあったらそこが自転車レーンなのでそこを走り、なければ歩道側を車レベルのスピードで走ります。
・路上駐車を避けるーバス停がある場合はバスを避けて右側に、いない場合はバスレーンを突っ切っても大丈夫。トラックなどがいる場合も右側に避ける。
・意外と優しいーちなみにそこそこチンタラ走っていても後ろから舌打ちされたりクラクションを鳴らされたりはしないです(優しい!)。一回車線変更がわからずフラフラしたら、後ろのおじいさんが「よくあるよね〜〜〜(It often happens, right?HAHAHA)」っていいながら走り去って行きました。
・交通量が多く左折・右折レーンがある道を走るーレーンの左側によるので、場合によっては道のど真ん中を走る(左折レーンと直線れーんがあり、直進したい場合など)こともあり得る。
・停止ラインー車の停止ラインの一番前に自転車用の停止スペースがあるので、バイクと同様一番前までスゥ〜〜〜と進んでしまう。
・信号ー自転車用と車用の信号が違う場合もあるので気をつけて(連動しているところしかみなかったけど)。赤から緑になる時も、赤→黄→緑と変わるので焦らず。
多分便利なTips
・Apple Mapの検索で " Stander cycles" と検索すると、近くの返却ハブ・貸し出しハブを見つけることができる。←30分以内に返さないといけないので近くにハブがないと焦る。
・アプリもある。アプリの方が便利。
・オックスフォードストリートを自転車で走るのは、外見が綺麗なデパートなどがたくさんあるため非常に楽しい。ただし、バス停が頻繁にあるのでちょっと怖い。
・ハイドパークからオックスフォードストリート(厳密には、Tottham Court Roadの駅から延々とオックスフォードストリートを通ってくる道)は、ハイドパークの方が少し低くなっている緩い下り坂。ハイドパークからの帰り道、かなり長い間緩やかな上り坂で辛かった。Totteham Court Roadの方から行く分にはむしろ楽なので、行きだけ自転車帰りはバスとかにしても良いかも(最安は£2の自転車です)。
・ハイドパークの東側の短辺(なんて言うのか…?上の図を参照)、バスレーンと左折レーンが入り組んで車線変更がすごく難しいのでお勧めしない。困ったら自転車を手押しに切り替えて歩道を進むしかない。車で運転してたら発狂してたと思う。前に自転車を見つけて車線変更についていくしかない。
以上、レンタサイクル日記でした。思ったよりクラクションを鳴らされたりしなかった上に運動もでき、さらには街並みをみながら帰ってこられたので非常に楽しかったです。ロンドンを移動したい皆さんにはぜひ。
【今日の一枚】
外周は車・自転車が通れるのだが、さらっと馬が通って行った。ポニーの方に人が乗っていて、大きい方は並走していた。うま……望遠レンズ欲しい気がするな…
(Hyde Park, 11 Nov 2020)