都立高校からイギリスへ

都立高校からイギリスへ

普通の日本人の私が、UCLのファウンデーションコースを経てUKの大学に行くことにしました。

UPCH出願を振り返る(動機編)

暑い。4時50分の時点で31℃とかあるともうあかん(下書き状態でだいぶ放置していたがために季節がおかしくなってしまった、今日はもう普通に秋並みに涼しい)。

 0 はじめに

次の9月からUCL(University College London)の進学準備コース、ファウンデーションコース(UPCH, Undergraduate Preparatory Certificates in Humanities)に進学します。細かいことは過去記事を読んでいただくとして(毎回長々固有名詞を書くのは、検索対策が楽になる気がするからです)、今回はUPCHに進もうと思ったきっかけや考えたことなどをメモしておこうと思います。コース始まっちゃったらきっとまた考えも変わるでしょうしね。

beshi-uk.hateblo.jp

 

1 留学することにしたきっかけ

留学することにしたきっかけって書いたことありましたっけ?多分ないですね。非常に簡単にかくと、色々あって

①今まで自分が経験してきた違う教育制度や文化的背景の中で勉強すると、勉強の内容を身につけるだけではなく、その差異も学びになるのではないか

②外国の大学に行く、ということは、自分の将来の選択肢を、語学的な面でも心理的な面でも広げることにつながるのではないか

という2つの仮説を持つようになったからです。生きているなら、その分の人生を最大限に有効活用したいなと思いつつ。

同時に(同じような出来事をきっかけにして)「大学に進むのに、日本の大学じゃなくてもいいのかなぁ」と思い、どこで何をどんな風に勉強したいか色々(高1秋〜高2梅雨くらいまで悩んでいた)考えた末に、

・イギリスで←ファウンデーションコースがある分、異なる教育制度の中に入る準備ができること、かつ高い水準の大学について行く力を準備できるであろうから

・国際関係論を←政治と世界史に非常に興味があり、学問として面白そうだった上に、自分がちょっとだけ興味のある教育分野にも手を伸ばせそうだったから

勉強することにして、大学選び(ファウンデーションコース選び)をはじめました。イギリスは国際関係論発祥の地なので、結果的に非常に丸く収まりました。

 

2 UPCに興味をもったきっかけ

一番最初にUPCに興味をもったのは、「世界ランキング超高え……」というところからです。私は学歴コンプレックスが強めなので(中学受験の時に有名私立に落ちまくったから)、いいところに行けたらいいのになぁ、みたいな欲が強めな状態から始まりました。2021年だと少し下がりましたが、THEでは世界16位、QSでは世界10位となっています。

World University Rankings 2021 | Times Higher Education (THE)

QS World University Rankings 2021: Top Global Universities | Top Universities

でももちろんそれだけではなくて、

・イギリスで勉強することに決めた理由の一つである、ファウンデーションコースできちんと進学に必要で、現地の高校生がもっている力を身につけることができる

・学びの環境として、ファウンデーションコース自体が面白い

・大学への進学率が高い

という点について考えた際に、UPC

・Academic Writing/Research Skills(only for Humanities)による徹底的な用意が行われ、一年目には3000字の論文が課される かつ コース終了成績がAレベル(イギリスの高校卒業資格、日本の学校卒業評定かつセンターの試験の成績のようなもの)で出るところが面白い

ファウンデーションコースの中で自分の進路希望に添った授業選択ができ、そこでの学びは授業のみではなくショートトリップやディスカッションを含む点で学びの場として面白そう

・Russel Group100%、UCL80%の進学率(2020卒生、2019卒生は少し低かった)

という点で他のファウンデーションコースとは違うぜ✨と思い、出願を夢見はじめました。

 

PS. 本当は出願するかは最後まで迷っていたのですが、9月から滑り止めの大学から合格が来始めたので、調子に乗ってKCLとUCLのファウンデーションコースにも出しました。えへへ。

3 その他、期待すること

ファウンデーションコースに入っただけでは大した資格にならないので、卒業した後に進学したい大学の学部のことも考えます。

UPCに出願した際には、UCLのPolitics and International Relations(BSc)に進学することを目標をしていましたし、今もそうです(だって取れる科目が面白い)。他にも、Imperial College LondonやLondon School of Economicsなど上位だがファウンデーションコースを設けていないロンドン大学にも出願することができますので、自分の興味が合えばそちらにも出願するかなあと思います。

具体的な進学準備が始まって一つわかったのは、オックスブリッジへの出願はめっちゃ大変と言うこと。IELTSの平均点から始まり、オックスブリッジおよび医学部はUCAS(イギリス大学出願システム)の出願が10月のはじめに締め切られてしまう関係から、ファウンデーションコースが始まった瞬間に出願する羽目になります。そうなると、併願校への対策をきちんとできないまま出願することにもなってしまうため、コース側は出願を推奨していないようです。

 

以上、志望の動機編。  

UPCH出願は、

UPCH出願を振り返る(出願書類編) https://beshi-uk.hateblo.jp/entry/application_docs

に続きます。

全体像を見たい方は全体の流れ編へ🙇‍♂️

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