都立高校からイギリスへ

都立高校からイギリスへ

普通の日本人の私が、UCLのファウンデーションコースを経てUKの大学に行くことにしました。

番外編:コロナウイルスとイギリス留学②-2

東京はコロナの感染者数が過去最高を突破しましたが、皆さんご無事ですか。ブログの検索に「ファウンデーション イギリス」というような、UPCHに絞ったものでもないのが引っ掛かり新規ユーザーが増え始めたのを見て(Google Search Consoleで奮発しているのである)、進路に悩む時期だなあと思いを馳せている次第です。という訳で今回は

番外編:コロナウイルスとイギリス留学②-2

と行きましょう(毎回導入と題名があんまり関係ないのをどうにかしたいです)。

新型コロナウイルス感染症の拡大に伴うファウンデーションコースのArrengementが発表されたのは、前回の記事からご覧になってください。続きものです。

beshi-uk.hateblo.jp

 

①大学から返事がきた

ファウンデーションコースのArrengementがぼんやーりとしていたので(私の英語力がないとも言う)、回答を決めるに先立って大学に問い合わせてみました。以下、質問文を和訳して貼ります。

1、1学期は授業の全ての内容(チュートリアルセミナーを含む)がオンラインで行われるのですか?もしくは、対面でキャンパスで行われる授業はありますか。
2、1年間Gap yearを取ることは可能ですか。
3、UCLは2学期・3学期から渡航する場合、寮を保証しないと発表しました。トイレ風呂付きの部屋のみを使用することを考慮に入れた際に、2学期・3学期からのみ部屋を借りるのはどれくらい難しいのでしょうか。
4、コロナウイルスの状況によっては、2学期および3学期の授業がオンラインになる可能性はありますか。つまり、現時点では2学期と3学期のはじめにはロンドンにいることが求められていると発表されていますが、この点に関して変更の可能性はありますか。

 それに対する回答がこちら。

1、2020年度からの学期の計画は現在完成させている最中です。恐らく全ての授業は一学期間はオンラインで行われると思われます。一部の授業は毎週行われますが、他の授業は学期中通じてできる可能性があります。皆さんにはすぐにご連絡します。

2、Gap Yearは認めていません。(授業料の)返金を求める場合はできる限り早く教えてください。

3、ウェブサイトに書いてあるように、二学期と三学期のためのみに到着することができますが、寮は保証されていません。

4、状況をしっかりと観察していきます。お考えのように、来る秋・冬に関しては(できれば望ましい方向に!)変更が行われる可能性があります。しかし、イギリスにくることが安全ではなかったり、生徒の利益とならない場合にはオンラインでの授業を提供し続ける可能性があります。
ここで、少なくともGap yearの選択肢は無くなってしまった訳ですね。また、現時点では対面で行われる予定の二学期・三学期がオンラインになってしまう可能性もあることがわかりました。そのあといくつかやりとりしたメールで、
・図書館などのリソースは基本的に全て電子化されていて学習に支障をきたすことはない
と言うことが追加でわかりました。
 
Tips 問い合わせメールを書く時

ちなみに、イギリスの大学とのやりとりにそこそこ慣れている方々に教えていただいた、大学に何かを問い合わせたいときのアドバイスは、

・できる限りInternational Officeなどではなく個人にメールを送る(Admission officeだろうがInternational Officeだろうが、できるだけ関係のありそうな人に。検索しても出てこないので、留学フェアなどで名刺をもらっておくと良い)

・帰ってくるまで何回でも送る

・題名に【Please reply by July 19】などのように「いつまでに返信が欲しいか」を明確にする

だそうです。

 

②決めた

その他色々な状況を加味した上で、私は渡英することにしました。奨学金を全部打ち捨てることにした訳です。考えたことは、以下の通り。

【仮定】

渡航危険レベルは、恐らく一学期中は下がらない

・二学期からは、必ず英国に行かなくてはならない

・二学期からの寮は、自分で探さなくてはいけない(大学のポリシーから)

【考えたこと】

・例え授業がオンラインでも、日本から受けた場合、時差の中で、初めての英語の授業についていけなくなる可能性が大いにある。

渡航危険レベルが1に下がるのが果たしていつになるかわからないので、二学期からも奨学金をもらえない可能性は十分にある。

・二学期から渡英した場合、1月3日から普通に始まる授業に対し、突然生活の基盤をイギリスに移さなくてはいけない。

・全く知らない国で、寮を探さなくてはならない。

オリエンテーションなどの授業の内容がない・薄い期間を生活の基盤づくりに使うことができなくなってしまう

・母が一年目は授業料を被る覚悟をしてくれた

以上。最初の3ヶ月もイギリスで過ごし、人間関係や全く知らない街での生き方などを探しながらオンラインで授業を受けることで、二学期・三学期の授業の用意にきちんとつなげるとともに、2021年度からの大学進学が確実なものになるように努力をさせてもらうことにしました。

 

③CAS(Visaを申請する)

UPCHからの情報更新があった数日後、CAS発行のための情報確認シートが届きました。名前・パスポート番号・IELTS for UKVIのスコアなどがまとめられており、間違いはありませんか?と言う問い合わせです。少しずつですが、大学側は生徒を呼び寄せる準備を進めてきているようです。

 

それでは、これからも渡英に向けては情報更新を進めていきたいと思います。いつか誰かのお役に立つことを祈って。今度からビザの申請や渡英準備について書いていくよ!