ビザ申請で出生証明を求められた巻【英国Studentビザ】
ビザ申請で出生証明を求められた話
※2021/09/18追記:口座からお金を使うことを許可する文言に関しての言及が不十分でしたので追加しました。ご指摘ありがとうございました。
こんにちは。ご無沙汰しています。昨年同様に、ビザが全然降りないので発狂しています。履修登録とビザの兼ね合いと渡航後の隔離とetc…を全てうまく進めようとすると、パラレルワールドが2本くらい必要になりそうです。
今回は、ファンデーションコース→学部(以下、UG:Undergraduateの略)に進む際の学生ビザ(現Student Visa、旧称Tier4)申請の際に、残高証明と出生証明を要求されて戸惑ったため、備忘録に残しておこうと思います。
あくまで2021年のエピソードであり、個人差がある可能性のみ念頭に置いていただいて、参考にしていただければと思います。
0. 大体のタイムライン
2021年7月19日:ファンデーションコースの卒業成績が出る→UGの合格が確定する(卒業成績が出るまではConditional Offerだったのが、Unconditionalになった)
2021年7月29日:UCLがUGのコース3年分のCASを発行する
|UCLのウェブサイトのメンテナンスでCASを確認できなくなる
2021年8月10日:オンラインでの書類提出を完了する
←ここで口座の残高証明と出生証明を要求されましたので、アップロードすることになりました。
|最短でも17日にしか予約を取れなかった……😵2021年8月17日:UKVI東京センターでInterview
|2021年9月9日が15営業日目だが、間に合わず…
2021年9月15日:ビザ発送のお知らせ(パスポート郵送)
2020年度はコロナのためにビザが遅れたと噂されていましたが、2021年度はオリンピックの関係でビザが遅れたらしいです。結局毎年ビザは予定通りに出るわけではないのかな……
1. 前提
英国で勉強する際には、6ヶ月以上の勉強の際に必要となる、Student Visaと呼ばれる学生ビザを申請する必要があります。かつて(というか去年)はTier4と呼ばれていたのですが、名前が変わったらしいです(多分)。
その際には、
①大学・ファンデーションコースなどの受け入れ機関がCAS(Confirmation of Acceptance of Studies)を発行する
②UKVIのホームページから必要な書類をアップロードする。普通は、日本国籍の場合は日本のパスポートとCAS Letterがあれば申請を行うことができる。
※詳細は過去記事を参照してください。
③東京か大阪のUKVIのOfficeに行き、指紋を登録したりする。
④15営業日でビザが降りる。
という流れです。
そのため、昨年度(ファンデーションコース開始時)には残高証明も出生証明も求められなかったのですが、今年は②が終わった段階で、Document Checklistで
・ファンデーションコースの成績書
・口座が自分のものではない場合は、その口座の持ち主との親子関係を証明する出生証明書
・その口座の持ち主が、ビザの申請者がお金を使うことを認めることを明記した覚書
を提出するように求められました。
ビザ申請、きっと去年と一緒だろ……と思っていたら、突然そんなことを言われたのですこぶるびっくりしました。ほぼほぼ同じ条件でビザ申請した友人は求められていなかったので、ランダムで選ばれて求められているのではないかな……と思っています。真相は分かりませんが🙄🙄
2. 何を提出したのか?
①The Birth Certificate(出生証明書)
1. 戸籍謄本を取る
これはいつも通り。住民票は転出しているけど、戸籍謄本はあるから……
2. 戸籍謄本を自分で英訳する
私の地方自治体は戸籍謄本を英語で発行してくれないところだったので、自分で英訳しました。英国大使館などでは英語で発行してくれるみたいですが、何せ国内にいたし、なかなか時間がなかったので、今回は自分でやりました。
3. 公証人役場に持っていく
私は都内在住なので、幸いにも最寄りの公証人役場がアポスティーユという外務省公認の証明も一緒に出しているところでした。なのでそこで「きちんと翻訳しましたよ」ということを宣言し、戸籍の英訳と合わせて公証人印を押してもらいました。
4. スキャンして提出する
の流れを取りました。
その際には、以下のサイトを確認することとなりました。
・http://www.city.onojo.fukuoka.jp/s056/030/010/050/050/2013729183123.pdf
→福岡県大野城市のページで、戸籍謄本に含まれるほぼ全ての用語の英訳を公開されています。私の戸籍は両親双方イレギュラーなものも多かったですが、全部ちゃんとカバーされていたので、大抵のものは英訳できると思います。
→Super generousなことに、戸籍謄本の翻訳のテンプレを配布されています。自治体ごとに異なるとは思いますが、ちょっと応用すれば良いのでありがたい……
・【詳細版】翻訳認証-海外で戸籍や免許証を公的書類として使う時の手続き|ひぐち @ デンマークで仕事中🇩🇰|note
→英国問わず、出生証明として戸籍謄本の英訳を提出する際の方法をまとめておられます。有料Noteですが、無料の部分だけ拝見してます……(すみません)
→公証人って何?という制度自体への疑問に答えるページ。
→県ごとに公証人役場でできることが違うので、それを確認するために1回目を通しておくと良いページ。
→公証人役場に持っていく代わりに、代行センターに持っていってお願いすることもできます。↑は公式のサービス説明ページになります。
・Student visa : Documents you'll need to apply - GOV.UK
→学生ビザ申請の際に必要な書類の確認。私のブログは軽く参考にするだけにして、英国政府の公式の発表を確認していただければ……。
②A Letter of Permission(同意書)
こちらは公証人印など必要ではなさそうだったので(正しくは、このようなPermission Letterに関しての情報を見つけることができなかったので)、母に以下の文言を書いてもらい、スキャンして提出しました。
終わりに
耳にタコができるほど言っていますが、あくまで私の体験談であり、毎年同じというわけでも、全員同じというわけでもないと思います。困ったときにちょっと参考にする程度にしていただいて、詳細はビザセンターや大学のビザサポート、有料の民間サポートサービスなどをご利用くださいませ。
それでは〜〜〜!!!!!!!!早くビザ降りてくれよ〜〜〜〜🤒←1ヶ月たってようやく降りました
おまけ