都立高校からイギリスへ

都立高校からイギリスへ

普通の日本人の私が、UCLのファウンデーションコースを経てUKの大学に行くことにしました。

UPCHの出願を振り返る(筆記試験対策~筆記試験合格)

ビザが降りたのでルンルンのブログ主です。今回は待望の(てか私がずっとやりたかった)UPCHのCritical Thinkingの入学試験について振り返ります。ようやく出願が締め切られたので、そう言うことに触れても怒られなそうだからです。私も一個上の先輩のブログを見てほうほうこうやって対策するのかと考えたので、誰かの役に立てばいいなーと思いつつ。毎年日本から2人くらいは進学してるみたいだし、まあその2人に届けばいいなくらいのノリで☺️

本当は今年の入学問題に触れたいのですが、まだ公式のHPにアップロードされていない…毎年、前年度の入試問題がHPにアップロードされていたのですが、今年は未だSample Testをアップロードするにとどまっているようです。

 

1 受験の準備

書類選考が大学の方で終わると、大学からemailが届きます。受かったから、ExTendというオンライン学習ポータルでアカウントを作ってね。ということを言っています。届いたメールからではないと入学試験がポータル上に表示されないので、ここから作ってくださいね(最初に送られていたURLが間違っていたが故に最初テストを受けられなかった女より)。

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2 受験準備

受験することが決まったら、テスト対策を始めましょう。

①試験の概要について知る

UPCの公式HPから試験の概要について探すことができます。

https://www.ucl.ac.uk/languages-international-education/international-preparation-courses/undergraduate-preparatory-certificates-international-foundation-4

文系の人は、Critical Thinking(批判的思考能力)がマスト。UPCHで数学のモジュールをとる場合は、Mathmaticsを合わせて受験します。

 

ここでいうモジュールとは、UPCの中で自分が進みたい科目に合わせて以下の中から2つ選ぶ選択科目のこと。

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例えば私の場合は、Politics and International Relations(BSc)という学部に進みたいと思ってUPCHを受験します。BScというのは学士号が理系よりのものであることを示す記号ですが(学士号の授業に「定量的観測」という統計学的な授業があるため)、その学部に入るために勉強するのはGeography and the Built Environment(地理)とModernEuropean History and Politics(ヨーロッパ近現代史)で数学を含んでいないので、受験科目はCritical Thinkingのみになります。難しいですね……

UPCSEに進む方は、上の4科目の中から2科目を選ぶことになります。理系の方が圧倒的に入るの難しくないかこれ。

②試験対策をする

私はラッキーにも受かったからよかったけれど、これが正しいかはわからないので……!みんな教えてください。むしろ。

1 公式HPから過去問を入手

Sample Entrance Testまでスクロールダウンして入手して下さい。

https://www.ucl.ac.uk/languages-international-education/international-preparation-courses/undergraduate-preparatory-certificates-international-foundation-4

私はこれをといて、回答とくらべて「どの設問で」「何を求められているのか」「どれくらい書くのか」などをノートにシャコシャコ書いていました。過去問対策は中学受験の時に散々やってのでそれを思い出しながら…笑 その後ネイティブの先生にみてもらって、英語の語彙的な問題を直しました。対策ノート一部、あまり綺麗ではないですが貼っておきます。

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最後の方になると色々書くことが増えてくる。問5以降の面倒くさい問題は自分の答えと模範回答、自分が問題に対して思ったこととかを書いていました。f:id:beshimenia:20200906144331p:plain

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2 Critical Thinkingについて知る

Critical Thinkingがよくわからなかったので、まず東京駅の丸善に行って以下の教科書を買ってきました(大学用の教科書でCritical Thinkingはこれだけだった)。

ついでに、UCL側から新入生に配布されたリーフレットでは「どうしても入試が心配なら(オンラインで試験を受けた生徒は、英国についてから再度受けなくてはいけないため)これ読んどくといいかもよ」と以下の書籍が紹介されていました。先に言ってよ。

 

ただ、どちらも買ってみた身としては、過去問をバッチリ対策しておく方が大事だし意味があるな、ということを感じます(感じ方には個人差があると思いますが)。Critical Thinkingは大事だけど、それよりUPCHの問題に慣れて、何を答えたらいいのか明らかにする方が、短期的には得点に直結するな、と思ったからです。どうするかは個人にお任せです。

 

3 タイピングを早くする

去年からか知りませんが、完全にコンピューター上で試験を行うようになりました。そのためチンタラタイプしていると全然書き終わりません。物理的な面で負けるのは悔しいので……そこそこサクサクタイプできると良いかもしれませんね。

 

4 アドバイス

私が話を伺った大学の方にもらったアドバイスを貼っておきます。

①最初の方の簡単な問題(1pt-2pt)のような問題には時間を割きすぎない=配点が低いものにはいっぱい書かなくていい。

②最後まで書ききる 最後の方の自分の意見を書けとか反論しろみたいな問題については、配点が高いのにみんな時間が足りなくなって書ききれず、大幅減点されるそうです。最後まで書き切なよ、とのこと。

確かにやってみて、1時間のテストですが、最後の方はかなり時間が足りなくなります。私も問7を飛ばして回答したら時間が足りず、最後の問題を書ききった代わりに問7は一行とかでした。でも81%は取れたから…わからないものは飛ばして、最後まで到達、書けるものと配点が高いものはキチンと書くこと。

 

3 受験する

書類提出時に報告した試験監督の先生の下でパソコンでの試験を受けます。紙の辞書は持ち込み可ですが、正直辞書引いてる時間はないかも……

 

という訳で、皆様のご健闘をお祈りしています!

 

出願全体について知りたい方は以下へ。

beshi-uk.hateblo.jp