UPCH出願を振り返る(面接準備〜面接編)
こんにちは。気がついたら3ヶ月経っていました。はてなブログの編集画面の使い方ですら忘れ、フォーマットもすっかり忘れました。言い訳をすると、文章を書く能力を全てファンデーションコースに持っていかれた結果、他の文章に割く力がありませんでした。
この記事では、ず〜〜〜っと書こう書こうと思っていたUPCH出願の最後の段階、面接準備についてまとめます。ここ1年で複数の方に同じようなファイル・内容のことをお伝えしまっているので、あまり新しいことはないかもしれませんが……役に立つ日が来るかもしれないので、蓄積だけしておきます。
※1年前以上のことですが、当時のメモを書き起こしたものなので、記憶が怪しい…ということはありませんが、年毎に変わっている可能性もあるのであくまで参考程度に読んでいただければと思います。
1 面接の概要
UPCの筆記試験が終わると、それが採点され、面接のステージに動きます。それまでのステージは以下のページを目次としてまとまっているはずなので、そちらをご参照ください。
私は2020年1月22日に筆記の試験を受け(Critical Thinking のみでしたが)、2020年2月10日にスカイプ経由で面接を行いました。もともとは20分の予定でアナウンスされていましたが、実際には45分ほど面接が行われました。
面接といっても、中学受験などで想像するようなフォーマルなものではなく、私も相手も私服で、面接官に至ってはコーヒーを飲んでいました(毎年そうらしいです)。
2020年は公式発表で73の国から900以上の出願があり、そのうちから文系85名、理系86名を選出したそうです(=倍率:5.3倍くらい、ちょっと下がったか?)。一方で、こちらも留学フェアでUCLの担当官に伺った話ですが、面接で落ちる割合よりも、ほとんどの人が筆記試験で50%を取れずに落ちるそうなので、ぜひあまり緊張なさらずに臨んでも良いのかもしれません。
面接に通った場合、筆記試験とは異なりその場で合格が発表されます。そのあとは入学金(学費の一部)や寮・ビザの手配などが進んでいく形になります。
2 面接の準備
模試がアップロードされている面接と異なり、あまり公式から質問の発表がないので、
①先輩のブログから、その人が聞かれたことを抽出する
②自分がPersonal Statementに書いたことを振り返り、話せるようにしておく(i.e. どうしてUCLに行きたいのか?UCLの学士号で何をしたいのか?どうしてその科目を学びたいのか?高校で何をしたのか?など)
の2つで対策していました。以下のような質問について対策していたようです。
- Why do you want to study in the UK?
- Tell me more about your future career?
- What are the advantages/disadvantages of globalisation?
- What do you know from recent news?
- Why do you want to enrol in the course?
3 面接の中身
質問の中身は以下の通りでした。
- Why do you want to study in the UK (どうして英国で勉強したいのか)
- What did you learn from student council activities ((私が中高生徒会に入っていたので)生徒会活動で学んだことはなんですか)
- Tell me more about your graduate project ((私がPSで高校の調べ学習/レポートについて述べたのでそれをさして)調べ学習についてもう少し説明してください)
- What do you think personally about the weaponary ((上記の調べ学習で核兵器の使用と教科書での言及について述べたので)核兵器の使用についてどのように考えていますか)
- In future, where do you think you are working, and what you engage in? (将来、どこで働いていると思いますか、またどのような職業についていると思いますか)
- Do you have any question? (他に何か質問がありますか)
終わった後に面接官が教えてくれたのは、
①PSに書いた学士号のコースに本当に興味があるのかを確認している
②大変なUCLのファンデーションコースに耐えられる意思を持った生徒を探している
とのことで、そのような点に注目した質問になっているようです。また、ファンデーションコースの間は勉強に集中することになるが、卒業する頃には大学での学問に耐えうる、しっかりと準備された生徒になっているはず、と教えてくれました。
4 その他
面接の「生徒会活動について教えてください」という質問で詰まってしまい、「どうやって表現すればいいのかわからないが…(I don't know how to explain but...)」と言ったら、言いたいことを汲み取ってくれたり、話をしっかりと聞いてくれたりと、英語力(Speaking)が弱くても、話の中身を聞いてくれる印象がありました。
さて、以上です。思い出せることがあればまた追加すると思います。あくまで私の記憶の保存場所と思っていただければと思います。わからぬ!という方は気軽にPIJASの方からも、個人のSNSからでもご連絡ください。
【今回の写真】
Kyoto Gardenで突然出会った孔雀です。野生の孔雀だったのか、大変にびっくりしました。