都立高校からイギリスへ

都立高校からイギリスへ

普通の日本人の私が、UCLのファウンデーションコースを経てUKの大学に行くことにしました。

PSを書くにあたって思うこと

文章のゴミ箱に眠っていたので。

英語のEssayを本格的に書くようになってから思ったPersonal Statementのこと

英語のEssayの構成は、最初に大事なこと且つトピックが来る→その後に説明Supportingがくる→ と言う構成を取ると思っています(学問分野やlevel of studyでも違うので一言に言い切れる訳ではないですが)。

これは段落単位でもEssay全体の構成でも同じです。段落単位ならTopic Sentenceで「これから話す内容を説明する(例:今から「高校で勉強したこと」について話します)」と言って、その後にSupportingが来る(例:高校では委員会で〇〇、部活で△△をしました)、で最後にConcluding Sentenceで「結果として高校で勉強したことは何なのか」(例:結果として高校ではリーダーシップと協調性を身につけました)と閉じます。

この構成をEssay全体の構造にも拡大してみましょう。段落でのTopic SentenceがEssayでのIntroductionになります。その後にくるSupportingは、高校で学んだこと、経験や課外活動での学びになります。最後に、Introductionで言いたかったことは結局何だったのか(「この話をします」と「このようなことをあなたに伝えたいです」は似ていますが別ですね)をまとめて終わります。このように、段落とEssay全体の構成は、若干似る部分があることが伝わるでしょうか。

では、この構造をPSに当てはめてみましょう。PSは明確なIntroductionやConclusionを持つことは少ない点において、また学術的なEssayではない点において、必ずしもこの構成を踏襲する訳ではありません。一方で、以下の類推をすることができます。

①Introductionの役割「これから話す内容は、『どうして〇〇大学』に行きたいのかです」と言うことを伝える=最重要事項

→これは「短めに書くいて後からキャッチアップする人」も「ここで全て書き切る人」もいるようです。

②Supportingの役割「どうしてその大学」に進みたいのかにより信憑性を与える

            例:高校で学んだこと

            例:課外活動で学んだこと

            例:将来どのようなことをしたいのか

それぞれの段落の中で、どうしてその大学で学びたいか・どのようなスキルを活かして学びたいか、などのエピソードをつけて話すことで、より説得力のある、かつ全体的に統制の取れた理論を作り上げることができます。

③Conclusionの役割:「これから話す内容は、『どうしてUPC/UPCH』に行きたいのか」を説明する

→In conclusion, のような形で明確なConclusionが来ることはあまりないが、将来どのようなことをしたいのか、且つそれが大学の勉強とどう繋がるのかに触れて代替とすることができるのではないでしょうか。

エッセイを課題として書くようになって初めて、PSってこうあるべきだったのかなあ、と思うようになりました。これが正解というわけでも、正しい答えがあるわけでもないと思います。が、自分なりに落とし込んだ話として供養しておきたいと思います。

そういうふうに思う人もいるんだな〜と思って読んでもらえれば、と思います。受験の話はセンシティブすぎて、アドバイスとして公開する勇気はないです。このブログが今までずっとそうであったように。

 

Structure(PDFに書き出すのすら面倒だったのでスクショ…)