都立高校からイギリスへ

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普通の日本人の私が、UCLのファウンデーションコースを経てUKの大学に行くことにしました。

英国大生、就活をする #4【自己分析・ES編】

【全編を通した注意書き:これらの記事について】

「英国大生、就活をする」では全体を9章に分けて、各々のテーマに対して自分が取り組んでみてわかったこと、考えたこと、もっと良くできたなと思うことを記します。これら一連の記事は読者の皆様にアドバイスを与えるためにも、インパクトを与えるためにも書かれていません。あくまで「そういう人もいるんだな〜」と思って読んでいただければと思います。

【はじめに】

まだ火災報知器の検査が来ない。本当に今日来るのだろうか?お腹が空いたのでキャベツを炒めて食べた。最近の主食はキャベツ。安いし。

【自己分析など】

2000字自分史から始めるとやりやすかった。その他、奨学金申請の時に使った応募書類とか、ファンデーションコースに出願した時の志望動機書とかで使った自分史みたいなのを使うのも便利だと思う。

①やったことを書き出す

日本の大企業(ie. 外資のコンサルではない企業など)においては、小学校の時の習い事とか性格とかから遡って聞かれたし、それだけしか聞かない回(アニメみたいな言い方になっちゃったけど)もあった。なので忘れている過去の記憶を掘り起こしておく意味でも、とりあえず「やったこと」みたいな客観的事実を書き出して表にしておくとエピソードになって良いと思う。逆に、やったことを引き出しのようにして書き出しておけば、大抵の質問には「この時のことを話せばいいか〜」みたいに紐付けて話せたので便利だった。

②理由づけみたいなことを考える

で、なんでそれをしたのかな〜とか、何を思って取り組んでいたかな〜みたいな主観的なことを思い出して付け足していく。今思うと別の意味を持っていたり、もしくは当時すごく楽しかったのに今となっては意味がわからないこととかもたくさんあって面白い。あとは面接の途中で会社さんごとにここ興味を引いたな!と思うエピソードが1個くらいあるはずなので、それを膨らませるような形でエピソードを付け足していく(その軸に関連するエピソードを話す)。そのような点においては、いくつかのカテゴリ分けしておくと良いのかもしれない。これは粘り強さエピ、これは協調性エピ、これはリーダーシップエピ、みたいな。一つのエピソードに対して異なる側面を複数認識しておくと便利。

③一貫性を考える

最後にその中で大事にしてたこととか、一貫して興味のあることとか性格とかは何かな〜と考える。明らかに客観的ではないのだけれど、自分がそう思ったらそうだと思うし、自分がそう説明できればそうなんじゃないですか、と思う。そう思っていればその方向に進んでいくと思うし、帰納的に。

○その他

あと、「周りの人からどう評価されることが多いですか」みたいなことはよく聞かれたので、周りの友人とか知り合いとかの評価を思い出せる限り思い出しておくと良いし、自分も言われて嬉しかったこととか励みになったこととかは自分史につっこんでおいた。

人間ってやっぱり他者がいないと生きていけないんだろうな、と思うなどした。そうやってナイーブに生きているんだなあ。

エントリーシート

CFNレジュメから始めるとやりやすいと思う。長々書かせるのはよくあるのがコンサル、面接で聞きたいトピックだけを書かせるところもあれば御社で働きたい理由を書かせるところまで色々だと思うし、何かしらのサービスを使っていればES無条件通過みたいなところも多い。

いかなるCFNキャリアフォーラムでも、その前に必ず「CFNレジュメの書き方!」というセミナーをやるので、参加する予定の一つ前のキャリアフォーラムの前に説明会だけ出ておくと、そこからのんびりレジュメを書けるので良いと思う。例えば11月のボスキャリに向けて、6月の東京サマーの準備セミナーに参加しておく、とか。

進学準備コースは一年で簡単な卒論を書いているので、その点でもエントリーシートで書きやすい部分だと思う。でそれ以外に(別に学業でもいいんだけれど)ガクチカは書いておく。①自身が問題を発見して ②周囲の人間を巻き込みながら(グローバルだとなお良い) ②方法を工夫して ④結論に至った 経験がガクチカ。アルバイトの話とかは会話の糸口に使ったけれど、掘られることは全くなかった。文字通り全く。逆にすんげ〜小さい学生団体でもその話は掘って聞いてくれたし、自分も本当に色々考えながら取り組んでいるところなので話しやすかった。

CFNレジュメを書いておけば、大抵の企業さんのES上での質問に対してはそれを短くしたり長くしたり、もしくは志望動機と関連させたり将来やりたいことと繋げたりできると思います。大抵の場合はCFNレジュメほど長々ESを書かせてくれないので、むしろ削りに削ってESに詰め込む、みたいな使い方をすることが多かった。

【終わりに】

本当は面接の質問の中身と自分の自己分析の繋がりとか、自分が聞かれて自信を持って答えられた質問とか、いつも考えていたのが聞かれて嬉しかった質問とかについて書きたいのだけれど、多分それをしたら企業側から怒られる気がするので控えておく。

けど、自分に対して嫌でも向き合わなかった期間があったことは、きっと今後の将来においてすごく大切だったことなんじゃないかな、と思う。