都立高校からイギリスへ

都立高校からイギリスへ

普通の日本人の私が、UCLのファウンデーションコースを経てUKの大学に行くことにしました。

IELTS対策のこと

IELTS対策

高校の友達に「IELTSってどうやって勉強したらいいの!!?」と聞かれた時に書いたメモが出てきたので、ブログ用に再編集しました☺️ あんまり良い点数ではありませんが、よければ見てみてください。

1 背景にあった英語力と、実際にとったスコア

英語が唯一の得意科目です。留学する人としては超得意!という訳では無いですが……。過去に長期留学したことは無いので、中1で0から英語をはじめ、中高(公立中高一貫校)の6年間の蓄積と中3から通っていた駿台の英語の授業で少しずつ力を伸ばしました。ですのでListeningとReadingは非常に強いのですが、WritingとSpeakingは苦手、という非常に日本人らしい得点分布をしています。

f:id:beshimenia:20200620231148p:plain

IELTS 20190427

感触としては、ListeningとReadingで1〜2ミスくらいだったのかな?Speakingは多分下駄履かせてくれてる…という感じ。これでもOverallではC1になってしまう辺り、詐称感が強いですね。

上位の大学だと、全てのエリアで7.0以上無いと出願にはダイレクトに使えないことも(代わりに、UPCHの英語コースの成績を使うことができる)あるので、もったいなかったなぁとも思います。今となっては。ベストを尽くしてこれですけどね。

2 使った問題集 解説本1冊+演習本1冊

①参考書

日本人が書いたものや、Grammer for IELTSみたいな本もみたり買ったりしましたが、パーツパーツでできても、時間配分を含めて試験の時間内に組み合わせてやる練習をした方がいいかなと思い、以下の2冊をお勧めしておきます。

 

解説本:IELTS ブリティッシュカウンシル公認問題集

日本語の本。

www.amazon.co.jp

前半で、各パートの問題の種類ごとに解説してあるのが便利で結構使いました。使いやすいフレーズが色々と入っていてまる覚えすることもできる部分もあり、総合的に使いやすいです。ついている模試の時間カウントなども現状に即したものになっています。

 

演習本:The Official Guide to IELTS (Cambridge Press)

www.amazon.co.jp

英語。前半のパート別練習とかは上記とかぶりますし結構簡単ですが、後半に練習問題的なのがそついててよかったです。もしあるのであれば、練習問題だけのでも良かったかもしれません。Cambridge Pressの本は大きい本屋なら手にとって見ることができます。私は渋谷の紀伊國屋で買った。

②無料で入手できるもの

Googleで"Example test IELTS" "Sample test IELTS" と調べると、色々と過去問が出てきます。特にSpeakingに関しては、かなりが過去の問題と重複しているので、一通りみておくと取り組みやすくなると思います。また、Youtubeで"Band Score 7.0 Speaking"などと調べると、そのスコアを持っている人が話している動画をかなり見ることができるので、フレーズなどは盗むといいと思います。

3 練習したこと 

①全体

・時間配分とか振り返りの方法

・No more than 3 words とかNo less thanとかの表現に慣れる

・指示が英語。話す内容は同じなのに、指示読んでる人が老婆とかだったりすると聞き取りづらいので、何回か聞いて慣れておく。私は本番老人男性の声で、聞き取りにくかったです。

②Reading

・問題の種類がパターン化している(Headingをつける、内容が正しい文を選ぶ、段落毎に該当する人を選ぶ etc)ので、それぞれにどうやって対応するか自分なりの方法を決める(私の例 最初に問題を見る→Heading選択があったら覚えきれないので一段落ごとに選択肢に戻って選んじゃう)

・固有名詞にはマルをつけながら読む 

③Listening

・数字の書き取りとスペリングの書き取りを直感的にできるようにする 

・冠詞や名詞の複数形、三単元のSなどから空欄に埋める単語を予測する練習をした

④Writing 一番対策しにくい

・Part1はグラフについてできるだけ色々な表現を使えるように単語(無生物主語で使う、大小とかを表現する動詞)を増やす←A occupies B とかA accounts for B、The number of A exceeds Bとかめっちゃ色々ある

・Part2はOn the other handとかOn the contraryみたいな段落・文を繋ぐ表現を増やしておく

・あとはただただ文法に気を付ける  

④Speaking

・半年週一で学校のネイティブの先生捕まえて1時間練習←これが一番いい

・自分の声録音

問題をググって用意して、録音しつつGoogle Documentの音声入力に向かって話しかける。終わった後に打ち直してみて、

①文法が違う(特に時制)

②冠詞を忘れている・三単元のSを忘れている

③同じ単語ばっかり使っている

④同じ時制ばかり使っている

ところを抜き出し改善できるようにまとめておく

・できるだけ色々な種類の問題をやる

→特にPart1 と Part2は出題の内容がある程度限られているから、自分の固定の回答を作っておく

←実際受験用に受けたやつはやったことあるのしか出なかった←でも大した点にはならなかった

・Speakingは発音の良し悪しは見ていないらしい(Onilneの対策講座より)

できるだけたくさんの文法事項(現在、過去、過去完了、未来(Be going to とWill)、過去完了進行形、仮定法過去、現在、未来)を回答の中で使えるようにする

・正しい文法で喋る

・黙らない

→質問されて困ったら、”Oh…..it’s a difficult question”とか”I have never thought of that”とかを流れるように言ってその間に考えるようにする 

・早口になりすぎない

 

4 そこそこ使えるリンク集

・同意語を調べる

https://www.thesaurus.com/

・IELTSの講義を受ける(IELTS主催団体が定期的にオンライン講座を無料でやる)

“Understanding IELTS” で検索

https://www.futurelearn.com/courses

 

以上!何かの役に立つといいな!