奨学金とUPCH 前編 お金の話
コロナウイルスの蔓延のために、とうとうCambridge Universityが2020年9月始まりの一年は授業がオンラインに移行することになりました(小規模のチュートリアルなどはやるみたいですが)。本当に9月から渡英できるのかな????💢
さて、今回はコロナ情勢を完全に無視して、
ファウンデーションから使える奨学金
についてまとめておこうと思います。記事は私が把握し切れた範囲で、2020/05/23時点のものとさせていただけます。まずはその前に、
前編 留学にかかるお金を把握する
海外留学につきものなのがお金の問題。ファウンデーションコース→学士のトータル4年間では結構なお金がかかります。都市によってもかなり変わってくるのですが、気になる大学がある方は大学のHPから
①学費
②生活費
を見てみてください。ここでも私なりに解説してみたいと思います。
①学費
とりあえずかかるのが学費。色々見ている限り、ファウンデーションコースは大学の学費よりも高くなっていることが多いようです。私が進むUCLのファウンデーションコースは1年あたりこんな感じ。
2回に分割して支払うのですが、1回目の支払い(£10495)が日本で言う入学金扱いで、1回目を支払うと席が確保されます。2回目(£10000)でUPCの学生番号が発行されて、寮を申し込めるようになります。寮の申し込みを5月末までに行うと確実に部屋を一つ確保してもらえるので、あんまりのんびりはしていられません。1回支払うだけでクレジットカードの上限額に行ってしまうので、最低でも2ヶ月かかりますね。うふふ。
大学の学費はEU内の生徒とEU外の生徒で2倍くらい違いますが、EU外の生徒分の学費はファウンデーションコースよりも若干安いです。毎年3%くらい値上がりしてます💢💢
ファウンデーションコース>EU外の生徒の学費>EU内の生徒の学費
って言う感じですね。
②生活費
生活費に関しては ”大学名+Living Expenses”で検索すると、多くの大学が目安を出しています。Accommodation(寮)にいくつか種類のある大学はピンからキリまで部屋の種類を選べるので、必然的に部屋代も変わってくると思います。1人部屋もしくは2人部屋、お手洗いシャワー付きか否か、キッチンありか否か、etc......。寮の種類などについては前回の記事にまとまっているのでついでに覗いてみてください。
例えばUCL(大英博物館の裏に位置しています)だとこんな感じ。
色々みている限り、大学の授業の一貫で郊外への旅行やクリスマスディナー(It it popular that almost all student joinみたいなことが書いてあります)などがあるので、おそらくもっとお金がかかるのでしょう。授業料と同じくらいの額がかかるみたいですね。ヒィィ。
③地域差が結構ある
私が進学を検討していた大学だと、2019年の8月くらい時点で、これくらいの差がありました(部屋代は平均値、学費+生活費のみ、4年間)。高校での発表用にまとめた資料なので多分式の立てミスがあると思うのですが、
こんな感じ。ロンドンたかーい。実際は諸々経費を含めて2000万円で足りるかたらないかくらいではないでしょうか。Lancasterは、留学フェアでかなりの英国人に「まじで田舎(意訳)」と言われるくらい大学しかないようで、その分の安さでしょうか。GlasgowはScotlandで栄えている都市ですし、Sussexは景勝地Brightonの近くで過ごしやすい天候が人気のようです。これに飛行機代やらIELTS代やらかかると思うと、やっぱり奨学金は欠かせないことを実感しました。
という訳で、次回より奨学金についてまとめていきたいと思います(タイトルと内容が微妙に一致していない詐欺、ごめんなさい)。